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制作の記録と日記

#00075 進展状況

友人の店舗デザイナーにギャラリー内容の相談。明日は保健所にカフェ開業の相談。室内デザインと法律について知らないことばかりで、色々な人に協力してもらい、迷惑をかけている状態が続いている。

 

作品が展示できる壁とスポットライトがあればギャラリーとして成り立つわけだけど、床の質、壁にクロスを張るかどうか、スポットライトの種類と蛍光灯の使い方など細かい部分で印象が大きく変わる。天井の高さも重要だ。写真集を中心としたアートブックスペースも併設し自由に読めるようにして、ギャラリースペースとブックスペースを連携させて展示する。過不足なくギャラリーとブックスペースを作ろうとすると、平均的な、よくある空間になっていく気がするけれど、競技場と同じように必要な設備がきちんと揃っていれば良いわけで。そこにどんな作家の、どんな作品を展示するかが一番大切。

 

ドイツ視察まで一ヶ月を切った。民泊を利用して滞在費を下げなくてはいけないが、ドミトリーよりも安くて広い部屋が多いので驚いた。今年もあと半年、写真と関わって生きていることが嬉しいが、個展の準備に時間を作っていきたい。

#00073 ウェブサイト

6年ぶりにウェブサイトを作っている。前回は同級生のデザイナーたちに凝ったウェブサイトを作ってもらったが、今回はシンプルなデザインのテンプレート。今月中に仕上げてアップしないと来月の視察旅行に間に合わない。

 

何をするにも手が遅くて困る。毎日夜中まで作業してこの成果か...と毎日思うがペースは変わらない。リノベーションなど今年から写真以外の作業が増えたので余計だ。慣れている写真にさえ人一倍時間がかかるのだから慣れていないものにはその何倍も考えたりテストする時間が必要になり、人が見れば1日中ウロウロしたりぼんやりしているように見えるだろう。多くの選択肢の中から最良の選択を目指すとなると、まずどんな選択肢が考えられるのかを調べなくてはいけない。その選択肢の結果や、数年後の経過はどうなるのかを考慮しなければいけない。コスト面も大切だ。妥協も必要だけど出来るだけ良くしたい。その選択肢の中でさらに細かい選択肢を探していく。写真を始めた頃も同じようにただ悶々として1日が終わっていた。どんなジャンルでも同じ。今後の人生で得意なことが見つかることもなさそうだし、マイペース、焦らず進めていくがもう充分考えた。お金がかかることを恐れず、手を動かす段階に入りそうだ。