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制作の記録と日記

#00089 DIYモード再発

ギャラリーの内装工事はようやく終わりに近づいてきた。あとはパテのヤスリがけと壁のシーリング、塗装を残すのみ。トイレの壁は緑色にしたのだけどパッとしないのでこの際白く塗り直してしまう。

この3年間いろいろなギャラリーを巡ってきて、自分が作るギャラリーを考えてきた。予算の都合で諦めることも多いけれど、どうにかここまで漕ぎ着けたという感じ。

 

大学の授業も始まった。やはり大学にいると制作モード、研究モードにスムーズに入れる気がする。家にいても続かない集中力は大学の図書館で取り返そうと思う。自分の制作のペースが取り戻せるかが肝心だ。

#00088 撮影方法の選択

ジャングル撮影はエイトバイテンで撮影し、フィルムを複写する方法に落ち着きそうだ。20年前にグルスキーが試行錯誤していたであろう撮影方法を現在も苦労してやっているのは情けない。しかし1億画素のフェーズワンを買ってジャングルに持ち込めるほど度胸もお金もないし、エイトバイテンの描写力は健在なわけで。8月まではテスト撮影を繰り返してプロセスを固めていく。飛行機に持ち込めるサイズのしっかりした三脚と雲台を買わないといけないが出費は最小限に抑えられそうだ。それでもフィルム代と滞在費にかかる費用は50万を超えてしまう。現地でずっとテント泊をすれば安くあがるか...と頭をよぎる。

 

「まっぷたつの風景」を買って一ヶ月後に開封。個人的な動機からスタートし、現在まで動機をキープしがら開かれた世界へ向かっていく。実際の展示を見たかった。

 

ギャラリー用のスポットライトとプロジェクター、マイクとスピーカー、集塵電動サンダー、レーザー水準器、大型の脚立が必要。

 

写真表現に貢献したい気持ちは、自分が良い写真を撮り続け、ギャラリーを運営し、写真を教えていく、となるとどうしても散らかってしまう。けど30代は欲張りと言われようがあれもこれもやってみたい。DIYモードから少しずつ写真モードに切り替わっていけそうだ。

 

 

#00087 やることの整理

 ジャングル撮影の準備が続いている。頭の中で何度もシミュレーションして一番良い方法を探している。ようやく二択に絞られ、後は実際にテスト撮影の結果で決める。8×10を使うのはリスクがあり保留していたのに、最後の最後で候補に出てきた。三脚とバイテンを担いでジャングルに入っていく事に少し気が重くなるが、これがベストになるなら仕方がない。出発まであと5ヶ月。

 

写真ギャラリーの工事も続いている。壁のパテ埋めと塗装の段階で停滞中。素人の慣れない手つきでパテ埋めをしていてもなかなか進まず、自分でやると決めたくせに何となくモヤモヤしている。お金の作業時間、かけるべきところと抑えるところのポイントが難しい。