ブログ

制作の記録と日記

#00033 スイスを離れる

デュッセルドルフからの途中、ケルンの大聖堂を眺めてスイスはベルンへ。友達夫婦に会い食事をする。そのエリアだけグラフィティーだらけ、空き地でインスタレーションや彫刻を展示していたり、一人では入れないだろうアーティスト自治エリアでの食事で、日本には存在しないような空間とアイデアで印象に残った。メジャーな観光エリアも案内してもらったけど、市民の日常生活が分かる場所を見せてもらい、川沿いの美しい文化に感動。

2日の滞在後チューリッヒへ。ベルンの友人の紹介の紹介ででチューリッヒ美術大学の教授の飲み会に入れてもらい、おすすめの美術館とギャラリーを沢山教えてもらった。調べてもらったら半分くらいサマーホリデーだったけど「外からガラス越しに見れるから大丈夫。見るところが無くて時間が余れば美しい川や池で泳ぐのも良いし、夏休みを楽しんで。」とアドバイスをもらい気が楽になった。彼らのお陰でスイスの美術館もギャラリーも堪能する事ができた。やはり地元っ子達の情報は確かだ。

 これからベルリンに向かう。美術空間と作品、つまり人が作ったものを数年分一気に見ているので胃もたれ気味。日本ではほとんど美術館に行く事もないので余計かも知れない。早く帰って自分の作品に取り掛かりたいところだけど、あと9日間ドイツのアートを見て回ろうと思う。