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ブログ

制作の記録と日記

#00063 新しい生活

4月から生活の場所を山梨に移し、新しい生活が始まる。写真家、教育者、地域の担い手と、役割と夢に囲まれた生活だ。プライベートな時間はほとんど取れなくなるけれど、自分が望んだものが用意されているこれからの環境に感謝する。

最後の助手展では牛の作品を2点展示した。嬉しい言葉をたくさんいただき、今まで積み重ねてきた作業が身を結んできてるんだなという実感がした。気を引き締めて継続して撮影と色々な手続きを進めていく。

 

展示をして思ったのは、写真作品に言葉による説明は必要なのか、という事。テーマ、コンセプト、ステートメント、キャプション、色々な説明方法がある。なぜ、何を、どのように撮影したのか、そしてなぜこのように物質化したのか、そしてその動機は写真表現でなければ達成できなかったのかを言葉で解説する必要性を感じた。

(一般的に)写真は優劣を判断するのが本当に難しいし、一目ではなかなか分からない。コンパクトカメラでパチっと撮った日常風景も、8×10の大型カメラで撮った極限の風景もイメージとして等価に語られる。それはどれだけ苦労しても時間をかけても『写真の良し悪しとは別の話』だからだ。それではどこをどう見ればいいのか分からなくなるのは無理もない。写真表現を学び、浴びるほど写真を見ていると少しづついい写真ってどんなものなのか理解してくるが、数年かけて大量の写真を見る事は一般的ではない。写真表現の魅力を分かりやすく伝えていきたい。