ブログ

制作の記録と日記

#000115 持続的支援策

大型インクジェットプリンターや制作に使うモチーフや支持体、撮影機材などで住居スペースがかなり切迫してきているので、思い切って引越しをしようと町内の空き家を探しているがなかなか見つからない。地方の空き家は不動産会社に登録することはなく貸し借りが行われることが多いので、地域に協力者がいなければなかなか良い物件に出会えない。自分の住んでいるエリアは空き家が多いのだけど築年数が経ちすぎていたりして、理想的な物件はほんの数件しかなかった。今は町内の知り合いにお願いしてその家を借りられるか聞いてもらっている。スムーズに借りられたら良いし、購入できるなら最高なのだけど。

 

クラフトビール会社設立の準備は着々と進んでいる。助成金と銀行の支援金申請準備もコンサルタントの方と相談しながら修正してきて、あと少しで終わる。

ビール研修もあと少し。ビール作りに関する知識と経験は蓄積してきたし税務署とのやりとりのための書類作りも理解できるようになった。お金が集まり次第だけど、このまま順調にいけば来年の春にはギャラリーで自社製のクラフトビールを提供できるようになる訳だ。 

 

飲食提供で利益を生み出しアーティストに還元していく方法として今の計画が理想的なものだと考えているが、先の見通せない時代に希望を持って前に進むのはかなりメンタルが強くないといけない。お金も最低でも数百万を使う訳で、全部無駄金に終わる可能性も低くない。

あのお金で自分の写真集を作っておけばよかったと後悔しないように、慎重に計画を立てていく。

 

写真家を名乗っている以上自分の制作を疎かにはできない。来年秋には都内のギャラリーを借りて個展をやろうと思っていて、その制作はゆっくりとだが進んでいる。子供の写真を撮りネガの管理、新聞を購入する。今までは大学のシルクスクリーン台を使っていたのでスムーズな制作できていたけれど、コンスタントに大学に行けなくなってしまったので自宅で作業するための露光機とスクリーン台を探す。2年前に行ったガダルカナル島のジャングル写真もセレクトして形にしたい。

 

今やっている全ての行為が来年の躍動に向けた地固めだと思っている。同時並行でいろいろな準備をしているので自分のやることの多さにクラっとすることもあるけど、うまくいくと信じて進むしかないだろう。