ブログ

制作の記録と日記

#00088 撮影方法の選択

ジャングル撮影はエイトバイテンで撮影し、フィルムを複写する方法に落ち着きそうだ。20年前にグルスキーが試行錯誤していたであろう撮影方法を現在も苦労してやっているのは情けない。しかし1億画素のフェーズワンを買ってジャングルに持ち込めるほど度胸もお金もないし、エイトバイテンの描写力は健在なわけで。8月まではテスト撮影を繰り返してプロセスを固めていく。飛行機に持ち込めるサイズのしっかりした三脚と雲台を買わないといけないが出費は最小限に抑えられそうだ。それでもフィルム代と滞在費にかかる費用は50万を超えてしまう。現地でずっとテント泊をすれば安くあがるか...と頭をよぎる。

 

「まっぷたつの風景」を買って一ヶ月後に開封。個人的な動機からスタートし、現在まで動機をキープしがら開かれた世界へ向かっていく。実際の展示を見たかった。

 

ギャラリー用のスポットライトとプロジェクター、マイクとスピーカー、集塵電動サンダー、レーザー水準器、大型の脚立が必要。

 

写真表現に貢献したい気持ちは、自分が良い写真を撮り続け、ギャラリーを運営し、写真を教えていく、となるとどうしても散らかってしまう。けど30代は欲張りと言われようがあれもこれもやってみたい。DIYモードから少しずつ写真モードに切り替わっていけそうだ。

 

 

#00087 やることの整理

 ジャングル撮影の準備が続いている。頭の中で何度もシミュレーションして一番良い方法を探している。ようやく二択に絞られ、後は実際にテスト撮影の結果で決める。8×10を使うのはリスクがあり保留していたのに、最後の最後で候補に出てきた。三脚とバイテンを担いでジャングルに入っていく事に少し気が重くなるが、これがベストになるなら仕方がない。出発まであと5ヶ月。

 

写真ギャラリーの工事も続いている。壁のパテ埋めと塗装の段階で停滞中。素人の慣れない手つきでパテ埋めをしていてもなかなか進まず、自分でやると決めたくせに何となくモヤモヤしている。お金の作業時間、かけるべきところと抑えるところのポイントが難しい。

 

#00086 写真ギャラリー工事と撮影

ギャラリーの工事は半分が終わったところ。残りは床を張りトイレを設置し、壁の塗装と入り口の扉の取り付け。

壁面の高さは3m以上あり、厚い合板を張ってもらったのでどこにでも釘が打てる。写真作品を展示するギャラリーとしてお金をかけなくてはいけない部分だ。特に巨大なフレームを展示する場合は強度が重要になってくる。何度も塗装し直せるように壁にクロスは張らない。

プレオープンはゴールデンウィーク。その展示が終わると来年の本オープンに向けた準備と工事の再開。

 

合間合間に入ってくる撮影の依頼と向き合いながらギャラリー工事の繰り返しだが、自分の撮影の時間も今年はきちんと確保したい。ジャングル撮影の準備もかなり進んできて、ある程度のリサーチが済んだ後は専門家と相談しながらスケジュールと撮影内容を確定していく。すべての計画を同時にちょっとずつ進めているから粒立てて見ると何も進んでないほど遅い。自分のペースを大事にしすぎるのも問題が出てきそうで、次の大事な撮影仕事が終わったらギアを変えてペースを上げていきたい。

 

去年の秋もそんなことを思っていた気がする。