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制作の記録と日記

#00127  冬季は写真家活動期間

クラフトビールの製造・販売で7月から10月は忙しくしていたが、12月に入って急激に冷え込んできたので急激に暇になってしまった。やはりビールは夏に限るのだろうか。暖かくなる3月までお金は入ってこないが時間はできるので、停滞していた写真制作を再開。3月から11月までビールを売り、12月から2月まではみっちり写真制作という夢が叶おうとしているが、これほど金銭的余裕のない状況だとは想定外だ。

 

子供の成長記録を撮影した日の新聞に転写するシリーズも7年目になり、いよいよ形にしていかなくてはと考えている。時を重ねることの面白さが詰まった作品を目指していきたい。七年間撮り溜めているものを纏めるのだからかなり分厚い写真集になりそうだ。ページをめくるのがウンザリするほどの枚数が良い。子育ても長い長いと感じていても振り返るとあっという間だ。

 

アートギャラリー&カフェを2019年にオープンさせて、2020年にコロナで閉めてしまって以降、どうにも再開する気にならなかった。田舎町とアートの組み合わせに居心地の悪さを感じていたが、隣町富士吉田市の旧繁華街にある面白い一軒家を紹介してもらってからギャラリー再開の気持ちが戻ってきた。ボロボロの状態ではあるが、ここなら活動再開できるかもと思えたので物件を借りる約束をし、リノベーションの費用捻出に取り掛かっている。補助金交付金助成金や「融資(また!)」をフル動員して造るアートギャラリー&タップバーだ。一階はタップバーで自分が造ったクラフトビールやおつまみの販売、二階はアートギャラリー。ギャラリースペースは15畳ほどで、広くはないが自分で管理できるサイズ感だと思う。

 

ギャラリー運営の夢はどうしても捨てきれないし、写真作家にもなりたいし、美味しいビールも造りたい。40歳を超えてもなおこんなに浮ついた事を考えているなら、恐らくずっと浮ついた人生だと思うので、気にせずコツコツ進んでいこうと思っている。