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制作の記録と日記

#00105 いよいよオープン

山梨県のカフェギャラリーがいよいよオープンする。後は看板を取り付けてオープンのチラシを配るだけ。ホームページも完成させなくては。細かくやる事があるが目処がついた。貯金が驚くほど減ってしまい、起業するリスクと面白さを噛み締めている。

 

まずは飲食スペースの運営を軌道に乗せないといけない。ギャラリースペースの運営は飲食の利益で賄っていくのでそこがダメだと連鎖的に計画がダメになってしまう。ここからの2ヶ月間が重要になってくる。

 

#00104 写真家探し

カフェギャラリーの工事は終盤に差し掛かってきた。什器や冷蔵庫などの設備が運び込まれる。

 

先月は展示してもらいたい写真家に会いに行き、ギャラリーの説明と展示のお願い。何人かに了承をもらうが来年の展示が多い。今年の展示をやってくれる写真家を地道に探していく。

#00103 費用がかかる

備品を買い続ける毎日。カウンターチェア、本棚、食器類、調理器具に電飾看板。資金は気持ちいいくらいに減っていく。何から何までピンキリで、一つ一つにこだわっていくと合計金額はとんでもない額になるので油断ができないが、それでもできるだけチープに見えない空間や道具に揃えたいので選ぶのに時間がかかる。会社運営の責任を持つことがどれだけ荷が重いかを肌で感じている。

 

3ヶ月前までは頭の中は写真表現のことで一杯だったのに、今は経営のことと料理のことに意識のほとんどを持っていかれてる。この感覚は5年以上なかったので不思議な気分だ。営業が始まればまた写真モードに戻るだろうけど、モードが切り替わらずに「写真ってなんだっけ?」という状態が続いたらと思うと恐ろしい。

 

 

カメラマンや他のバイトを週3,4回しながら、できるだけ制作時間を増やして貧乏生活。年に1回は個展を開き、コツコツ貯めたお金で写真集を作る。意識を高め続けるために写真家の個展やワークショップにも頻繁に通い、コンペにも積極的に参加する。そんなシンプルでストイックな生活が写真家モードを維持するんだと考えていた。

 

今の自分は写真家に向かっているのだろうかと考えることもあるけれど、レベルの高い写真表現に囲まれて生きていく道はこれしか考えられなかったのだから仕方ない。ギャラリー運営のノウハウをこれからの3年間で獲得していく。